もんで固いところについて

脂肪燃焼のためのマッサージをエステサロンなどで受けると、かなり激しくもみほぐしをしてくれます。
美容のプロの中には「もめばもむほどその部分の脂肪は減ってくれる」とまで言う人もいますので、体の気になる部分については日常的にもみほぐしマッサージをすることがおすすめです。
夏場になると薄着になる機会も増えますので、できれば肌を隠すことが多い冬の間や春先のうちに気になる部分のケアはしておきたいところでしょう。

女性が気になる体の部分としてはまず二の腕があります。
年齢が高くなってくるとそれがはっきり現れるようになるのも二の腕の部分で、腕を軽く持ち上げた時にだらんと肉が垂れるようになってくるとがっくりした気持ちになってしまうでしょう。

一方、もう一つ気になる部位がふくらはぎです。
しかしふくらはぎの部分は二の腕と違ってタルタルになっていることは少なく、むしろ太いと気にしている人ほどコチコチになっていることがよくあります。

コチコチになっているとつい「筋肉がついているせいかな？」と思うかもしれませんが、足の場合はそうともいいきれません。
よくあるのがむくみによってパンパンの状態になってしまっていたり、筋肉そのものが固まってしまっていたりというものです。

触って固い部分の状態の見分け方として、触ったときの温度があります。
状態のよい筋肉というのは血流が多く、体温も高い状態です。
しかし脂肪が固くなった状態では、むしろ体温は低く、血流が悪く冷え性になりがちなのです。

もし足が固く、かつ触って冷たいことが多い場合はもみほぐしを丁寧に行ってください。
まずは血流をよくすることを心がけていきましょう。

マッサージ方法、腕・太もも編

自宅で行うもみほぐしマッサージとして、まずマッサージするタイミングはお風呂上がりや室内を温めた時など体がほんのりホカホカしている状態にしましょう。
これは先にも言ったように血流を良くするための方法で、まずもみほぐしをする体の部位に血を通して代謝をよくしていきます。

もみほぐしをする時にぜひ使ってもらいたいのがマッサージオイルで、天然素材のオイルを使うことで肌に浸透して、ますます血流を良くする効果が得られるでしょう。

マッサージをする時にはリンパ節の位置を意識することも重要です。
リンパは血管と同じく体中に入っており、体の内部の不要物をリンパ液を循環させて取り除く役割をします。

二の腕の場合は脇の下、太ももであれば足の付根の部分が大きなリンパ節があります。
もみほぐしをする時には末端から中心に向かって押し出す感じでもんでゆき、最後にはリンパ節をツボ押しするようにして刺激しましょう。