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朝イチで代謝をあげる!体幹エクササイズ

起床時の体に必要な事

朝起きた時に、無意識にうーんと体を伸ばすような動きをする人は多いでしょう。

眠っている時には体の一定部分に重心がかからないように無意識に何度か寝返りを打つものですが、それでも起きた時には体が部分的に凝り固まったかのような感じになってしまいます。
これは起床時には体が猫背の状態になってしまっていることからくるもので、具体的には肩甲骨の部分が上がって外に開いたような状態になっているのです。
朝起きてすぐにしたくなる運動として両腕を上に伸したり、そのまま上半身を左右に傾けたりといった動作がありますが、これこそ凝り固まった肩甲骨の筋肉をほぐしたいからにほかなりません。

そこでおすすめをしたいのが、起床時にすぐ行う軽いエクササイズです。

起床をしたばかりの時というのは、ある意味体がリセットされた状態になっています。
そこで姿勢や体幹を整えるためのエクササイズを加えることにより、自然に体全体の姿勢を正していくことができるのです。

体幹トレーニングはダイエットだけでなく、高齢者向けの歩行訓練としても多く行われています。
できるだけ若い時期から始めることで、体の代謝力を高め、きれいな姿勢を作れるでしょう。

また、体幹がきちんと整えられると体の代謝もよくなりますので、筋肉がつきやすく丈夫な体質を作ることができます。

エクササイズ方法、効果

起き抜けにしたい体幹エクササイズとしては、まず座った姿勢のままで行えるものがあります。

椅子などにまっすぐに座り、背筋をピンと伸ばした姿勢から、上半身だけをゆっくりと前傾させていきましょう。
このとき両手は両脇にだらんと垂らすようにし、前傾をするときにできるだけ腰から上は直線になるように気をつけることがポイントです。
前傾姿勢はだいたい45度くらいになったところで止めて、そのまま数秒をキープします。

次にその姿勢を維持したまま、下げていた両腕を上げて、上半身の延長の直線になる角度に掲げます。
気持ち的には前傾した体勢のまま両腕を両耳につける感じでまっすぐ伸ばし、かつ指先までピンとさせるようにしましょう。

この体勢で3秒くらいキープしたら一旦下げ、また同じ姿勢で3秒ということをだいたい10セットくらい繰り返しましょう。
全部で約1分くらいで完了できるのではないかと思います。

もう一つ気をつけたいのが呼吸で、エクササイズをする時は深呼吸を心がけ、息を止めないことがポイントになります。
エクササイズもトレーニングも、それをするときに酸素を脳にたっぷり入れるようにすることで血流がよくなり、効果も高まるでしょう。

できれば朝起きてすぐくらいに行うようにして、目覚めをすっきりさせてください。