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低気圧のダルさを改善!

低気圧に弱い女子の特徴、原因

台風が近づいて来た時など気候が崩れがちな時に、理由はわからないけど具合が悪くなってしまうということはないでしょうか。
季節の変わり目や長く雨が続く梅雨の時期などは気分が落ち込むことが多く、仕事やプライベートで今ひとつテンション上がらないということもあると思いますが、それは実は低気圧が関係しているのです。

もっとも、全ての人が低気圧が近づくと体調を崩すわけではなく、生まれつきの体質としてそうした気圧の変化を敏感に感じてしまうということがあります。

低気圧によって起こる不調症状としては、まず偏頭痛があります。
偏頭痛が起こる理由はいくつかあるのですが、そのもとになっているのは脳内の血管が拡張してしまうことです。
偏頭痛が起こった時にはズキンズキンと波打つように痛みがありますが、これは拡張した血管に血液が流れ込むタイミングで痛みが生じてしまうことが関係しています。

人の脳内にはたくさんの血管が走っていますが、これは脳内の圧力が正常に保たれている時に順調に流れます。
低気圧になると脳内の圧力に変化が出てしまうので、それが血管の拡張を招き頭痛を引き起こすというわけです。

この傾向が顕著な人になると、自分の頭痛によって天候の変化をあてられるというので、気圧の変化に敏感すぎる体質というのも良し悪しです。
同じく、低気圧により血管の圧力が変化をすると脳だけでなく体全体に影響が出てしまうので、なんとなくだるくなってしまったり、いつもどおりに体を動かせなかったりするのです。

低気圧で体調を崩しがちなときの対策

低気圧の変化というのは、どこかに隠れることで防げるものではないので、根本的な解決策は残念ながらありません。
しかし自分が低気圧に弱い体質であるということを自覚すれば、そこから対策をとっていくことは十分にできます。

おすすめなのが、日記のようにその日の天候と自分の体調を記録していくという方法で、それを継続していくことで、自分がどんな気候状態のときに体調をくずしがちになるかを予測できるでしょう。
スマホアプリの中にはそうした天候と体調を記録することができるものもあり、記録が増えてくると先に体調を崩しがちな時期を教えてくれたりします。

また、気候の変化によって起こる体調不良の原因が血管の拡張であるということから、あらかじめそれに備えておくという対策も取れます。
血管の拡張は太い血管部分を冷やすことで対応できるので、気候が崩れがちな時には冷やしタオルを首や脇の下に入れておくようにすると良いでしょう。

頭痛があるとつい薬に頼ってしまいがちですが、毎回薬を飲んでしまうと免疫ができてますます頭痛がひどくなることもあるので気をつけましょう。